「中学受験の通信教育、Z会・進研ゼミ・スタサプ——結局どれがいいの?」
塾の室長として21年、現役で子育て中の私が正直な比較をお伝えします。結論から言うと、選ぶべき教材はお子さんのタイプと目標校のレベルによって完全に変わります。この記事を読めば、迷わず選べるようになります。
目次
3社の基本スペック一覧比較
| 項目 | Z会 | 進研ゼミ | スタサプ |
|---|---|---|---|
| 月額(小学生・目安) | 6,800円〜 | 6,400円〜 | 2,178円 |
| 中受専用カリキュラム | ◎ 完全専用 | ○ あり | △ 補助的 |
| 難易度 | 高(偏差値60以上向け) | 標準〜やや高 | 標準 |
| 添削指導 | ◎ 毎月丁寧 | ○ あり | ✕ なし |
| 映像授業 | ○ タブレット | ○ あり | ◎ 充実 |
| 合格実績(2025年) | 非公開 | 3,622人 | 非公開 |
| 自主性の必要度 | ★★★(高) | ★★(中) | ★★(中) |
| 向いている学校レベル | 偏差値60以上 | 偏差値50〜60 | 補助として全レベル |
| 親のサポート負担 | 中〜高 | 低〜中 | 低 |
Z会中学受験コース ── 難関校狙いの最強教材
Z会の特徴
Z会は中学受験業界で「難しい・でも実力がつく」として定評のある通信教育です。小3〜小6の受験対策カリキュラムが体系的に整っており、2025年度からタブレット一本化で学習しやすくなりました。
最大の特徴は添削指導の質の高さ。毎月提出する添削問題を専任スタッフが丁寧に採点・コメントしてくれるので、「なぜ間違えたか」が明確になります。
Z会のメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 難関校対策に特化した問題 | 難しすぎて挫折しやすい |
| 添削の質が業界トップクラス | 自主性がないと続かない |
| 本番レベルの思考力問題 | サポートが手薄(質問不可) |
| 費用対効果が高い | 基礎固めには不向き |
Z会が向いている子:偏差値60以上の難関校を目指している・自分からコツコツ勉強できる・算数の思考問題が好き・塾なし受験を検討している
進研ゼミ中学受験講座 ── 合格実績トップクラスの王道教材
進研ゼミの特徴
2025年の中学受験合格者数は3,622人と公表されており、通信教育の中でトップクラスの実績を誇ります。Z会より取り組みやすく、塾との併用にも向いています。
紙テキストとタブレットのハイブリッド学習が可能で、子どもの学習スタイルに合わせて選べます。添削指導もあり、先生からのコメントでモチベーションを保ちやすいのが特徴です。
進研ゼミのメリット・デメリット
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 合格実績が豊富で安心感がある | 難関校対策は物足りない場合も |
| 取り組みやすい難易度設定 | 教材が多くなりがち |
| 塾との併用に対応 | Z会より費用がやや高め |
| 紙とタブレット選べる | 自由度が高すぎて迷子に |
進研ゼミが向いている子:偏差値50〜60の中堅〜準難関校を目指している・塾に通いながら補強したい・学習習慣がまだ定着していない・勉強の「楽しさ」から始めたい
スタディサプリ ── 月2,178円で質の高い映像授業
スタサプの特徴
スタディサプリの最大の強みはコスパの圧倒的な高さ。月2,178円(税込)で、プロ講師の映像授業が見放題です。中学受験専用カリキュラムはありませんが、基礎固めや苦手科目の克服に使えます。
室長として特に推薦するのは、「他の教材のメイン+スタサプのサブ」という使い方です。Z会や進研ゼミで演習しながら、わからない単元だけスタサプで映像を見て理解する。この組み合わせが最もコスパ良く学力が伸びます。
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| メリット | デメリット |
|---|---|
| 月2,178円と圧倒的なコスパ | 中学受験専用カリキュラムがない |
| プロ講師の映像授業が見放題 | 添削指導なし |
| いつでも・どこでも学習可能 | 自己管理が必要 |
| 苦手科目の補強に最適 | メインとしては不十分 |
3社の組み合わせ活用法【室長おすすめ】
パターン①:難関校狙い(偏差値60以上)
Z会をメイン + スタサプをサブ
Z会の演習で思考力を鍛え、わからない単元はスタサプの映像で補う。コスト:約9,000円/月
パターン②:中堅校狙い(偏差値50〜60)
進研ゼミをメイン + スタサプをサブ
進研ゼミで体系的に学び、苦手科目だけスタサプで補強。コスト:約8,600円/月
パターン③:塾との併用
スタサプをメイン補助教材として
塾の授業の復習・先取りにスタサプを活用。コスト:塾費用+2,178円のみ追加
どれを選ぶか迷ったときのフローチャート
以下の質問に答えながら選んでください。
① 目標校の偏差値は?
60以上 → Z会
50〜60 → 進研ゼミ
50未満・まずは学習習慣から → スタサプ+市販教材
② 子どもの自主性は?
自分からやる → Z会
ある程度声かけが必要 → 進研ゼミ
毎日声かけが必要 → まず進研ゼミかスタサプで慣らす
③ 予算は?
月1万円以内に抑えたい → スタサプ+Z会
費用を惜しまない → Z会(塾並みの添削つき)
よくある質問(Q&A)
Q. 小3から始めるならどれがおすすめ?
A. 小3は学習習慣をつける時期なので、まず進研ゼミかスタサプで無理なくスタートするのがおすすめです。小4から本格的にZ会に切り替えるケースも多いです。
Q. Z会と塾の両立はできる?
A. 難しいです。Z会は量が多く、塾と両立すると消化不良になります。塾なし受験の核として使うか、塾の補助としてスタサプを選ぶのが現実的です。
Q. 進研ゼミの合格実績3,622人は信用できる?
A. 受講者数が多い分、合格者数も多くなるので注意が必要です。ただし「使いながら塾も通った」ケースも含まれます。参考程度に見ておくのが正解です。
Q. スタサプだけで中学受験できる?
A. メインとしては不十分です。スタサプは「理解のための映像」が強みで、受験対策の演習量は不足します。Z会か進研ゼミをメインにしながら補助で使うのがベストです。
まとめ:室長21年が選ぶなら
3社の選び方をまとめます。
- 難関校(偏差値60以上)×自主性あり→ Z会一択
- 中堅校(偏差値50〜60)×学習習慣あり→ 進研ゼミ
- 補助教材・コスパ重視→ スタサプ
- 迷ったら→ スタサプで14日間無料体験してから判断
どの教材も「続けることが最重要」です。教材より子どもが意欲的に取り組める環境づくりが、合否を分ける最大の要因だと21年間で実感しています。
▼ スタサプは14日間無料で試せます。まず体験してみてください。
